企業所属・案件契約・制作依頼など、VTuberとして活動しているとさまざまな「契約」の場面が出てきます。
しかし、契約内容をよく理解せずにサインしてしまい、後でトラブルになるケースも非常に多いのが現実です。
この記事では、VTuberが契約書を受け取った時に最低限チェックすべきポイントをわかりやすく解説します!
目次
✅ この記事でわかること
- VTuberが直面しやすい契約トラブルの例
- 契約書のどこをどう読めばいいか
- チェックすべき重要条項の意味
- 注意すべき「罠」や落とし穴
- 弁護士や専門家に相談すべきタイミング
1. よくあるVTuber契約トラブル
トラブル内容 | 実例 |
---|---|
報酬が未払い | 案件終了後に支払いが遅れる・されない |
権利が奪われる | キャラ・配信の著作権を企業側に譲渡していた |
長期拘束 | 自動更新条項により無期限契約になっていた |
修正に応じてもらえない | 契約後の条件変更が一切認められない |
2. 契約書で必ず確認すべきポイント
🔹 契約の種類と有効期間
- 業務委託か雇用か?どれくらいの期間?
- 自動更新になっていないか要注意!
🔹 報酬・支払時期・条件
- 金額だけでなく「支払タイミング・条件」までチェック
- 成果物提出後●日以内など、曖昧な表現はNG
🔹 権利関係(著作権・商標)
- 自分が作った配信やキャラの著作権は誰に帰属?
- 二次使用やグッズ化の権利まで含まれていないか?
🔹 契約解除の条件
- 双方にとって「途中解除」が可能か
- 一方的に継続を義務付けられていないか?
3. NGワード・危険表現リスト(契約初心者向け)
- 「著作権はすべて譲渡する」→ 要注意!自分の配信や歌が他人のものに!
- 「別紙に定める」→ 別紙が存在しない・提示されない場合は無効に近い
- 「違反があれば損害賠償」→ 損害額の上限が決まっているか?不明ならリスク大
- 「甲乙協議により解決する」→ 解決手段が曖昧すぎて実効性が低い
4. 弁護士に相談すべきタイミング
✅ 契約の内容が読んでも意味不明な場合
✅ 提出期限がタイトすぎて確認時間が取れない場合
✅ 一度サインしたあとにトラブルが発生した場合
✅ 活動の根幹(モデル権利・配信権利)に関わる契約の場合
「この条件、本当に公平?」と一度立ち止まることが命を守る。
✅ まとめ
✔ VTuber活動は契約で守られ、契約で縛られる
✔ 契約内容を理解せずにサインするのは、トラブルの元!
✔ 最低限のチェックポイントを押さえて、自分の権利と安全を守ろう
✔ わからなければ「プロに聞く」選択肢を持っておくことが最強の対策!
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